あらためてグラフィックデザインとは「何をする仕事」なのか考えた時、このプロジェクトを通して思い至ったことがある。「ロゴマーク」、「サイン」、それ自体が「グラフィックデザイン」なのではない。むしろ、平面・立体/物質・非物質、さまざまな「眼に映るもの」を操作して、その向こう側に新しい「ものがたり」を描き出す営為の総称が「グラフィックデザイン」なのである。つまりは「もの」に依拠しつつ「こと」をデザインする。